お富士さんの植木市Uekiichi

『お富士さんの植木市』とは

浅草観音うらで400年続く伝統ある夏の風物詩『お富士さんの植木市』は、浅草浅間神社の縁日が発祥とされています。元来、5月晦日(みそか)と6月朔日(ついたち)が祭日でしたが、明治5年の改暦に伴い、富士山の山開きが7月1日となり、現在も毎年5月と6月の最終土曜日・日曜日に開催するようになりました。

浅草浅間神社、周辺の道路に植木商をはじめ、様々な物売りが並び、ちょうど入梅の時期で植木を移植する好期にあたるため、ここで買った植木は根がよくつくと評判が広がり、次第に『お富士さんの植木市』として大規模な市になりました。

現在の植木市では、メイン会場である「柳通り」を歩行者天国とし、植木商店が並びます。夜になると「またぎ提灯」に明かりが灯り、江戸情緒を感じさせます。

浅草観音うら振興会を中心として、『お富士さんの植木市』を昔ながらの活気あふれる姿で、次世代へ繋いでいきたいと考えています。

令和元年『お富士さんの植木市』ご案内

開催日:
一の富士 5月25日(土)・5月26日(日)
二の富士 6月29日(土)・6月30日(日)

実施イベント

5月25日(土)岡村敏之先生による苔玉ワークショップ
①11:00~12:30 ②14:00~15:30 
参加無料(1回25名限定)※浅草柳通り特設会場にて開催予定

※各回とも1時間前に現地にて整理券を配布します。定員を超える場合は、その場で抽選会を行います。

岡村敏之

豆盆栽、ミニ盆栽の管理・育成を行い、数多くの盆栽教室を手掛ける。盆栽家であり、ミニ盆栽ワークショップのスペシャリスト。

製作した苔玉はお持ち帰り頂けます。

6月30日(日)世界を駆け巡る 盆栽家 小林國雄先生による
実演と盆栽針金掛けワークショップ

①盆栽剪定実演:11:00~12:00 ②ワークショップ13:00~14:30
③ワークショップ15:00~16:30
参加無料(1回10名限定)※浅草柳通り特設会場にて開催予定

※各回とも1時間前に現地にて整理券を配布します。定員を超える場合は、その場で抽選会を行います。

世界を駆け巡る 盆栽家

小林國雄

盆栽界の鬼才、小林國雄。日本一の賞を20回受賞し、30ヶ国200回以上海外へ飛び回り盆栽を広める。
10億円の総工費をかけて打ち立てた春花園BONSAI美術館には氏が手がけた「1億円の盆栽」が展示されており、全世界から熱狂的ファンが押し寄せる。

ガラポン抽選会

全日:11:00~ 各日景品なくなり次第終了

浅草観音うら振興会加盟店舗または植木商店で500円以上のご購入につき、抽選券を1枚差し上げます。
抽選券2枚で1回抽選のチャンス!植木市ならではの素敵な景品を用意しています!
加盟店舗一覧はこちら

※一部取扱いのない店舗があります

フォトスポット

写真アップで限定グッズプレゼント!

植木市のメイン会場となる柳通りに、「お富士 さんの植木市」フォトスポットを設置します。
植木市会場で撮った写真に「#お富士さんの植 木市」を付けて、Instagram、Facebook、Twitterにアップ、その記事を見せてくれた方には、各日先着100名様に植木市限定グッズをプレゼント!ぜひお越しください!プレゼントのお渡しはガラポン抽選会場で行います!


花の心プロジェクト

園芸用土の無料配布

台東区で回収した土を殺菌処理して、培養 土・肥料を混ぜた「リサイクル用土」を、無料で配布します。
日時:5月25日(土)10:00~ 6月29日(土)10:00~

アクセスマップ

浅草富士浅間神社(せんげんじんじゃ)

浅草の富士浅間神社は江戸の富士信仰を代表するお社。元禄年間(1688~1703)の創建と推察され、地元では昔から「お富士さん」と呼ばれて親しまれています。

現在も「富士塚」があり、『お富士さんの植木市』の日には、特別に「麦藁蛇」の頒布や、植木市限定の「御朱印」を頂くことができます。

麦藁蛇(むぎわらじゃ)

蛇を形取った麦藁細工のお守り。約400年前より疫病や水害などの災難よけの免符として霊験あらたかと評判になっているお守りです。お正月三が日と植木市開催日のみ限定頒布されています。