植木市

『お富士さんの植木市』とは

浅草観音うらで400年続く伝統ある夏の風物詩『お富士さんの植木市』は、浅草浅間神社の縁日が発祥とされています。元来、5月晦日(みそか)と6月朔日(ついたち)が祭日でしたが、明治5年の改暦に伴い、富士山の山開きが7月1日となり、現在は毎年5月と6月の最終土曜日・日曜日に開催するようになりました。

浅草浅間神社、周辺の道路に植木商をはじめ、様々な物売りが並び、ちょうど入梅の時期で植木を移植する好期にあたるため、ここで買った植木は根がよくつくと評判が広がり、次第に『お富士さんの植木市』として大規模な市になりました。

現在の植木市では、メイン会場である「柳通り」を歩行者天国とし、植木商店が並びます。夜になると「またぎ提灯」に明かりが灯り、江戸情緒を感じさせます。

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三社祭

三社祭(さんじゃまつり)は、毎年5月に行われる東京都台東区浅草の浅草神社の例大祭で1312年から始まったとされる歴史あるお祭りです。メインに行われる本社神輿宮出し・宮入では、一番の盛り上がりを見せます。
参加町会は44町会。東部、西部、南部の3部に分かれて街を練り歩き、浅草観音うら地域は東部地域にあたります。

各町会が管理する「町内神輿」は、町内神輿連合渡御にて浅草寺の裏手に集合した後、浅草神社境内で順番にお祓いを受け、神社鳥居より町内に繰り出して行き、この神輿の行進は3時間ほどかかります。その後は翌日にかけて各町会が独自に運用して、浅草中のお祭り気分を盛り上げます。三社祭といえば3基の本社神輿が最も注目されていますが、浅草近辺の多数の町内神輿が集合・離散する様もまた圧巻の光景です。

その他の行事も年間を通じて開催しています。